あの日は2011年梅雨の時期でした。
当時は仕事が立て込んでいて残業続きで疲れていました。
家に帰って食事をしたら寝てしまい、起きたら深夜1時。
シャワーを浴びなければとバスルームへ行き、頭を洗ってシャワーで流そうと前かがみになった瞬間、ドンっ!っと重い辞書が後頭部に落ちてきたような衝撃、そのあと首筋にジュワーっと何かが流れるような感覚が。
あれ?首つった?首ってつるもの?と思いながらなんとかシャンプーを洗い流し、体を洗い、もうこれ以上は頭痛くて無理、とパジャマを着て髪も乾かさずベッドに倒れこんだのでした。
なにこれ。。どうしよう。。病院行ったほうがいいよね?でも歩くの無理。タクシー?
どの病院に行ったらいいかわからない。救急車?呼ぶほどなの?
と悩んだ末、思い浮かんだのが#7119。これは救急車を呼ぶべきか、など迷ったときに相談できる窓口です。以前駅にポスターが貼ってあり、なぜか覚えていた番号です。
ちなみに実施している地域は限られています。ご参考まで。
https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate007.html
ここにまずは電話をしてみました。電話の窓口の方に状況を説明をしました。住所などもこの時点で伝えた気がします。
できるだけ落ち着いた声で話をしたつもりでしたが、頭が痛すぎて弱々しい声しか出ません。
それを聞いた窓口の方は少し慌てた感じで保留になり、その後、
「このまま救急につなぎます」
と言われ、しばらくして救急の方に代わりました。
これから向かいますと救急の方に言われ、電話を切りました。
そのまま、またベッドに倒れこんだのですが、まだこの時点でそんなに重症だと思っていなかったので、診察を受けた後、どうやって帰るの?家に帰るのにパジャマじゃ恥ずかしくて帰れないよ。と思い、なんとか気合を入れて普通の服に着替えました。
もう帰れないのに。。。